*13:27JST 英ポンド週間見通し:弱含みか、英国財政の不透明感と日本の介入観測で
■下落、英国の財政不安などを嫌気
先週・今週のポンド・円は下落。英国の財政不安や米長期金利の高止まりを意識してポンド売り・米ドル買いが活発となったことが要因。原油価格の上昇が一部で好感されたが、英国の財政不安を警戒したリスク回避的なポンド売り・円買いが新たに観測されており、ポンド・円は一時192円台前半まで値を下げた。取引レンジ:192円21銭-198円96銭。
■弱含みか、英国財政の不透明感と日本の介入観測で
来週のポンド・円は弱含みか。年明け以降に発表された英経済指標は低調な内容が目立ち、英国の財政不安がすみやかに解消される見込みはないため、リスク回避のポンド売り・円買いが縮小する可能性は低いとみられる。また、日本の為替介入が警戒され、円買いがポンドを下押しするケースもあり得る。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・15日:12月消費者物価コア指数(11月:前年比+3.5%)
予想レンジ:191円00銭-197円00銭
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