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【注目トピックス 市況・概況】米国株見通し:下げ渋りか、金融セクターの好業績に期待期待

*13:59JST 米国株見通し:下げ渋りか、金融セクターの好業績に期待期待
(13時30分現在)

S&P500先物      5,883.50(+1.25)
ナスダック100先物  20,940.25(+20.75)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は22ドル高。米金利は伸び悩み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。

14日のNY株式市場はまちまち。ナスダックとS&Pは前日終値を挟んで不安定となったが、ダウは続伸し前日比358ドル高の42518ドルで取引を終えた。この日発表された生産者物価指数(PPI)は伸び率が鈍化し、国内でのインフレに対する投資家の警戒感が一服。金利高はいったん収束し、終盤の買戻しがダウを押し上げた。ただ、来週のトランプ政権発足を前に政策の不透明感が深まり、過度な買いは抑えられ上昇基調を弱めた。

本日は下げ渋りか。今晩の米消費者物価指数(CPI)でインフレ高止まりが鮮明になれば、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ休止の思惑から売り優勢となりそうだ。半面、NY連銀製造業景気指数は堅調が予想され、好材料になる可能性があろう。ナスダックは前日まで5日続落のため、自律反発狙いの買いも期待される。一方、本日の決算発表でゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなどが好業績なら金融セクターを中心に買いが入りやすい。

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