*16:35JST 日経VI:低下、午後は円高警戒感も
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は15日、前日比-0.42(低下率1.73%)の23.88と低下した。なお、高値は24.29、安値は22.92。
日経225先物は昨日までの4日続落で1500円下落したことから、今日は買い戻しが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。市場では日米長期金利の上昇や「トランプリスク」、米国のAI向け半導体の輸出規制見直しの影響など懸念材料が意識され、また、午後は外為市場でやや円高・ドル安に振れたことも警戒された。こうしたムードを映し、日経225先物はマイナス圏で推移する時間が長く、今日の日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移したが、低下幅は次第に縮小した。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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