*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:AI・半導体・量子コンピュータが人気化もやっぱり業績期待株に注目【FISCOソーシャルレポーター
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
-----------
※2025年1月13日10時に執筆
AIや半導体、さらに量子コンピュータ関連にもマネーが流入して、先行き不透明な相場でも日本株の底堅さが感じられますな。日本のインフレが賃金上昇に繋がれば、2025年はさらに株式市場が盛り上がる可能性はありそうです。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
株式市場のリスクばかりが目立ってしまい、昨年のような暴落を経験するとあまりポジティブな要因にも目が行かなくなってしまいますねぇ。ただ実際のところ、ドル円の為替も円安が続いており、インフレは厳しいながらも日本株のパフォーマンスは悪くありません。
ここ数年はAI・半導体は世界のトレンドですし、半導体製造装置に関して日本企業が世界でリードしている限り、海外投資家のマネーを呼び込む要因にもなるでしょう。日銀が利上げを匂わせても、ドル円の為替はしばらく円安基調ですので海外投資家からのマネーが流入しやすい環境と言えます。
日本のAI技術に関しては出遅れている感は否めませんが、世界を驚かせる新技術が米国企業発であっても似たテーマの日本株も物色される流れはよくある事です。従って海外のニュースは日本のニュースと同じように情報収集に励みながら、2025年も我ら個人投資家は、その知恵と経験、そして瞬時の判断力を磨いていきたいもんですな。
量子コンピュータのように一般には身近でない技術は、関連銘柄が予想しづらく意外な銘柄が業績拡大するかもしれません。それでも常日頃から情報収集をどこまで深堀りできるか…それこそが投資家の腕の見せ所と言えるでしょう。そんな訳で、今回も気になる銘柄をピックアップしてみましたよ。
AI画像認識プラットホームなどを手掛けるトリプルアイズ<5026>は、積極的なM&AによりAI関連サービスの幅を広げているようです。AIデータセンター関連が物色される中、同社のGPUサーバー事業にも思惑がある模様。業績も堅調で、決算後のチャート(日足)は上昇トレンドを形成できるか監視です。
昨年4月に上場した半導体商社であるリョーサン菱洋<167A>は、底値圏から下値を切り上げております。PBRが1倍割れで割安感もあり、1月10日(終値)時点で配当利回りが5.4%は投資妙味がありますな。直近の業績は軟調ですが、「WatchGuard」シリーズなどのサイバーセキュリティ関連としての思惑もあり、業績改善できるか注視しております。
量子コンピュータ関連として思惑のあるテラスカイ<3915>も直近で買いが流入しました。昨年末には同社のテラスカイベンチャーズが投資するGVA TECHが東証グロースに上場し、材料視されております。昨年来高値をしっかり更新した後は、どこまで下値を切り上げるか監視中。
ポケモンパンなどが人気商品の第一屋製パン<2215>は、業績好調でPER・PBRともに割安感が目立ちますな。インフレでも原価管理の精度向上で利益を積み上げている様子。ポケモンも今や幅広い世代に人気ですので、小型株ながら中長期で注視しております。某投資家がメディアで取り上げると、短期資金が流入したとの噂もありますねぇ…。
鮮やかな上昇トレンドを形成しているジンズHD<3046>も業績好調で25年8月期も最高益となる見通しです。インバウンド需要もしっかり捉えており、低価格で品質の高い眼鏡は日本がデフレを経験したからこそ生み出せた産物と言えるかもしれませんな。
最後は矯正用歯科技工物の製造などを手掛けるアソインターナショナル<9340>です。昨年12月16日には配当修正を発表し、好感されました。ここ数年でSNSなどを中心に歯の矯正に関する認知度は高まっており、その恩恵を同社も受けている模様。海外展開や株主還元にも積極的な姿勢を見ると、小型株らしく伸び代はありそうですねぇ。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
----
執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
<TY>