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【注目トピックス 市況・概況】東証グロース市場250指数先物見通し:イベントを前に売り優勢か

*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:イベントを前に売り優勢か
本日の東証グロース市場250指数先物は、イベントを前に売り優勢の展開を想定する。先週末の米国市場のダウ平均は334.70ドル高の43,487.83ドル、ナスダックは291.91pt高の19,630.20ptで取引を終了した。国際通貨基金(IMF)による2025年世界、国内経済成長見通し引き上げに加え、予想を上回った12月住宅着工件数や鉱工業生産を受け景気に楽観的な見方が広がり、寄り付き後、上昇。大統領就任式を来週に控え次期政権の規制緩和などビジネスや景気支援策を期待する買いが強まり相場をさらに押し上げた。長期金利の低下でハイテクも強く、相場は終日堅調に推移した。本日の東証グロース市場250指数先物は、イベントを前に売り優勢の展開を想定する。トランプ大統領就任式を前に、関税引き上げや新たな発言に対する警戒感で手仕舞い売りが予想されるほか、日本銀行による政策金利引き上げ観測も高まっており、短期的な売り材料は多い。75日移動平均線を下回ったことで、下降トレンドを意識した売りが出る可能性もあり、戻り待ちの売りにも注意が必要となりそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比2pt高の616ptで終えている。上値のメドは620pt、下値のメドは605ptとする。

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