閉じる ×
FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】今日の為替市場ポイント:米長期金利の反発を意識してドルは下げ渋る可能性

*08:12JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の反発を意識してドルは下げ渋る可能性
22日のドル・円は、東京市場では155円36銭から156円07銭まで反発。欧米市場では155円55銭から156円71銭まで上昇し、156円54銭で取引終了。本日23日のドル・円は主に156円台で推移か。米長期金利の反発を意識してドルは下げ渋る可能性がある。

報道によると、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は世界経済フォーラム年次総会で「金利の方向性は非常に明確」、「今後のペースはデータ次第だが、現段階で想定されるのは穏やかな動きだ」と米CNBCに語った。ラガルド総裁は「ECBが2%のインフレ目標を下回ることは想定していない」との見方を示したが、「為替レートで何らかの結果をもたらす及ぼす可能性がある」と述べており、輸入品価格の上昇につながるユーロ安の影響を注視する必要があると指摘している。市場参加者の間からは「ユーロが下落した場合、年内における利下げ回数は2回程度にとどまる可能性がある」との声が聞かれている。

<CS>

fisco

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。