*15:45JST 新興市場銘柄ダイジェスト:テラドローンは大幅反発、総医研が急騰
<4179> ジーネクスト 360 +36
急騰。23日の取引終了後にプレジィールが同社の「Discoveriez」を導入したことを発表し、これを好感した買いが入っているようだ。プレジィールでは、急速な市場環境の変化に伴い、顧客接点から得られる顧客の声(VOC:Voice of Customer)を経営と現場双方で活用し、顧客満足度向上と事業の更なる成長を図るための仕組みづくりが急務となっており、顧客の行動履歴管理・VOC データベースとして汎用的に利用できるツールとして「Discoveriez」が採用されたという。
<9256> サクシード 808 +34
急反発。みんがくの株式の取得及び第三者割当増資引受による子会社化を発表し、好材料視されている。教育現場における教員の負担軽減、教育の質の向上を、人材サービスを通して目指してきた同社と、教育特化の生成AI活用プラットフォーム「スクールAI」を用いて教育現場の課題を解決し、個別最適化された教育環境を目指していくみんがくのビジョンが一致し、みんがくを子会社化することを決議したとしている。生成AIを活用した新たな成長領域を取り込むことで事業ポートフォリオの拡大を見込んでいる。
<4264> セキュア 1881 +106
大幅反発。小規模事業者向けに顔認証ソリューションの低価格化を実現したことを発表し、好材料視されている。セキュリティシステム「GUARD-FORCE Standard」に顔認証機能を連携した「GUARD-FORCE FR」を従来の顔認証ソリューションの半額以下で提供し、これまでコストがネックとなっていた中小規模事業者への導入を促進する。顔認証結果を音声と静止画で即時通知することで、病院やホテル、小売店における迅速なカスハラ対応やサービス向上に貢献するとしている。
<2385> 総医研 169 +45
急騰。Medifellowと、国内企業の社員や海外からの旅行者まで幅広い利用者に対応可能な専門医によるリモート健康相談サービスの提供に向け、業務提携を行うと発表した。対応診療科目全33診療科、登録専門医500名以上の体制で、予約から最短20分での対応、24時間365日受付対応が可能なMedifellowのオンライン健康相談サービスを同社グループのヘルスケアサポート事業における顧客である日本国内の健保組合、海外駐在員を持つ企業等の福利厚生サービスとして導入を図っていく。
<278A> テラドローン 4200 +465
大幅反発。インドネシア初の運航管理システム(UTM)を活用した複数ドローン飛行の実証実験を実施したことを発表し、好材料視されている。同実証実験は、経済産業省により採択された「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」(事業名称:インドネシア共和国/インドネシア市場に係る無人航空機の運航管理システム(UTM)の実用性実証事業)の一環として行われたもので、インドネシア市場に最適化されたUTM導入の可能性を検証し、将来的な商業化への第一歩とすることを目指している。
<277A> グロービング 10370 +1070
急騰。23日の取引終了後に株式分割を発表し、これを好感した買いが優勢となっている。25年2月28日最終の株主名簿に記録された株主の所有普通株式1株につき、5株の割合をもって分割する。株式分割により投資単位当たりの金額を引き下げることにより、投資家がより投資しやすい環境を整えることで、株式の流動性の向上と投資家層のさらなる拡大を目的とするものとしている。
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