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【注目トピックス 日本株】中部鋼鈑—3Q減収なるも、エンジニアリング事業は受注の着実な積上げと採算改善で大幅増益

*15:02JST 中部鋼鈑---3Q減収なるも、エンジニアリング事業は受注の着実な積上げと採算改善で大幅増益
中部鋼鈑<5461>は4日、2025年3月期第3四半期(24年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比15.3%減の427.32億円、営業利益が同51.7%減の36.49億円、経常利益が同52.7%減の35.31億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同51.4%減の25.13億円となった。

鉄鋼関連事業の売上高は前年同期比78.61億円減の405.54億円、セグメント利益(営業利益)は同39.16億円減の33.25億円となった。鉄鋼市況の低迷および電気炉更新工事に伴う生産休止の影響により主要製品である厚板の販売価格・販売数量が前年同期を下回り、減産の影響等により製造コストも上昇した。

レンタル事業の売上高は同0.55億円増の5.66億円、セグメント利益(営業利益)は同0.12億円増の0.62億円となった。厨房設備メンテナンスおよび広告看板制作の受注が増加したことから、増収増益となった。

物流事業の売上高は同0.03億円減の4.33億円、セグメント利益(営業利益)は同0.20億円減の1.43億円となった。危険物倉庫の取扱量は前年同期並みとなったものの、保管に伴う諸コストの上昇により、減収減益となった。

エンジニアリング事業の売上高は同1.03億円増の11.78億円、セグメント利益(営業利益)は同0.45億円増の0.76億円となった。工事案件の着実な積み上げと採算性改善に継続的に取り組んだことにより、増収増益となった。

2025年3月期通期については、売上高が前期比26.2%減の500.00億円、営業利益が同82.7%減の18.00億円、経常利益が同83.4%減の17.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同83.2%減の12.00億円とする1月28日に修正した連結業績予想を据え置いている。

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