厚生年金には特別支給というものがあり、その男性の支給開始年齢繰り延べが終了するのが2025年。それまでは難しいと思いますが、それを待って政府は公的年金の70歳支給開始に踏み切る可能性が極めて高いと考えます。
まだ先の話ではなく、25年はたった8年後です。もしそれが現実になれば、現在50代前半より下の世代の人たちは大きな問題を抱えることになります。
継続雇用で65歳までは所得を確保できても、その後の65~70歳の5年間は、多くの人に「所得の空白」期間ができてしまう可能性が高いのです。
※マネーポスト2017年春号