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【注目トピックス 日本株】新日本空調—3Q完成工事高、営業利益、経常利益において過去最高を更新

*18:52JST 新日本空調---3Q完成工事高、営業利益、経常利益において過去最高を更新
新日本空調<1952>は12日、2025年3月期第3四半期(24年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.4%増の885.68億円、営業利益が同3.8%増の52.62億円、経常利益が同5.4%増の58.15億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同4.8%減の38.79億円となった。

受注工事高について、国内では再開発プロジェクトやデータセンターを含む大型産業案件を受注し、前年同期と同水準の高い受注額を維持しながら推移している。完成工事高については、国内・海外ともに、繰越工事を中心として工事が順調に進捗し、増加した。利益面について、完成工事総利益は、受注採算性の向上と施工効率化の成果により、増益となった。また、人的資本への積極的な投資に伴い、人件費および販管費などが増加したものの、営業利益および経常利益は増益を達成した。繰越工事高について、第3四半期は3期連続で1,000億円を超え、1,300億円を上回る豊富な工事量を確保している。完成工事高、完成工事総利益、営業利益、経常利益、繰越工事高において、過去最高を更新した。

同社グループは、長期経営方針となる10年ビジョン「SNK Vision 2030」の実現に向け、中期経営計画「SNK Vision 2030 PhaseII」(2023年~2025年度)を推進している。本計画では、事業基盤増強戦略、収益力向上戦略、デジタル変革戦略、企業統治戦略、人的資本戦略の5つの基本戦略を掲げ、さらに重要な経営課題(マテリアリティ)を特定し、企業価値の向上に取り組んでいる。引き続き、持続可能な成長を目指し、事業運営を進めていくとしている。

2025年3月期通期の連結業績予想について、売上高が前期比3.9%増の1,330.00億円、営業利益が同0.7%増の93.00億円、経常利益が同0.8%増の98.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.6%増の80.00億円とする期初計画を据え置いている。

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