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【注目トピックス 日本株】NSW—3Qは増収増益、サービスソリューションが2ケタ増収増益に

*17:31JST NSW---3Qは増収増益、サービスソリューションが2ケタ増収増益に
NSW<9739>は12日、2025年3月期第3四半期(24年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.7%増の361.85億円、営業利益が同5.1%増の43.57億円、経常利益が同5.3%増の44.21億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同3.7%増の30.45億円となった。

エンタープライズソリューションの受注高は前年同期比7.2%減の110.31億円、売上高は同2.4%減の110.55億円、営業利益は同14.2%増の16.39億円となった。売上高は、製造業向けのERPおよび自社パッケージ開発が伸長したものの、システム機器販売の鈍化により減収となった。利益は、高収益案件の増加に伴い増益となった。

サービスソリューションの受注高は同9.0%増の97.09億円、売上高は同11.5%増の103.60億円、営業利益は同15.4%増の4.99億円となった。売上高は、好調なIoTシステム構築を中心にクラウド・インフラサービス、データマネジメント分野も堅調に推移したことで増収となった。利益は、不採算案件の縮小に伴い増益となった。

エンベデッドソリューションの受注高は同0.5%減の79.43億円、売上高は同5.5%増の80.75億円、営業利益は同5.4%増の12.63億円となった。売上高は、好調なオートモーティブ・モビリティ分野が全体をけん引し増収となった。利益は、売上総利益の増加により増益となった。

デバイスソリューションの受注高は同2.1%減の61.37億円、売上高は同0.8%増の66.93億円、営業利益は同11.5%減の9.54億円となった。売上高は、一部顧客のIT投資抑制などの影響もあり微増となった。利益は、受注タイミングや案件の谷間によってリソース計画にロスが発生したことで減益となった。

2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比3.4%増の520.00億円、営業利益は同2.3%増の60.00億円、経常利益は同1.8%増の60.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同2.6%減の41.75億円とする期初計画を据え置いている。

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