*17:47JST リログループ---3Qは2ケタ増収・2ケタ以上の増益、通期予想の上方修正を発表
リログループ<8876>は13日、2025年3月期第3四半期(25年4月-12月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比11.0%増の1,048.19億円、営業利益が同20.7%増の217.14億円、税引前利益が同137.1%増の439.92億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同195.0%増の372.79億円となった。
リロケーション事業は、売上収益723.00億円(前年同期比10.8%増)、営業利益123.13億円(同13.8%増)となった。借上社宅管理事業における管理戸数が前年同期を上回ったことで管理手数料収入が伸長したほか、物件検索等による転居支援サービスの利用件数が増加した。賃貸管理事業においては、管理戸数が前年同期を上回り、ストック基盤が堅調に積み上がったことに加え、物件売却等があった。
福利厚生事業は、売上収益201.16億円(前年同期比9.7%増)、営業利益90.49億円(同7.6%増)となった。福利厚生代行サービスにおける会員の新規獲得が進み、会費収入が増加したことに加え、住まいの駆け付けサービスが好調に推移した。
観光事業は、売上収益115.80億円(前年同期比14.8%増)、営業利益34.74億円(同109.7%増)となった。ホテルの平均客室単価が上昇したほか、新規開業施設の収益貢献等があった。
その他事業は、売上収益8.21億円(前年同期比11.7%増)、営業損失1.55億円(前年同期は1.86億円の損失)となった。主力事業の基盤を活かし金融関連事業等を展開している。
2025年3月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上収益が前期比5.6%増(前回予想と変わらず)の1,400.00億円、営業利益が同8.6%増(前回予想と変わらず)の300.00億円、税引前利益が510.00億円(前回予想日6.3%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益が400.00億円(同21.2%増)としている。
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