*16:59JST 東証グロース市場250指数先物概況:関税と利上げ警戒で小幅反落
2月19日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比2pt安の685pt。なお、高値は688pt、安値は678pt、日中取引高は3235枚。前日18日の米国市場は小幅反発。米国とロシアがウクライナを巡る高官レベルの協議を開催したことを受け、停戦期待に買われ、寄り付き後、上昇。その後、金利の上昇に加え、住宅市場指数が予想以上に悪化、さらに、貿易摩擦懸念がくすぶり相場は下落に転じた。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)の1月開催分連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表を明日に控え売りも続かず、終盤にかけて買戻しが強まり、相場はかろうじてプラス圏を回復し、終了。S&P500種指数は1月以来で初めて過去最高値を更新した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比1pt安の686ptからスタートした。米トランプ大統領が自動車関税を25%前後にするとコメントしたことで、日本株全体が弱く、グロース市場にも売りが波及。日銀の高田審議委員が講演で、「一段のギアシフトを進める局面」と、利上げ継続の構えを見せたことから、警戒感が高まった。一方、下値では押し目買い意欲も強く、引けにかけて下げ幅を縮小。小幅反落となる685ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、トライアルHD<141A>やインテグラル<5842>などが下落した。
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