*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:連休前のポジション調整で3日続落
2月21日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比4pt安の676pt。なお、高値は683pt、安値は675pt、日中取引高は1857枚。前日20日の米国市場のダウ平均は反落。
主要小売企業のウォルマートの決算が冴えず国内消費鈍化懸念に、寄り付き後、下落。また、週次分新規失業保険申請件数の増加や1月景気先行指数の予想以上の悪化で、景気減速懸念が広がり相場は続落した。また、ウクライナのゼレンスキー大統領とトランプ政府の特使との協議後の会見中止発表を受け停戦期待が後退し一段安となり、終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比2pt安の678ptからスタートした。取引開始直後は買われる場合があったものの、その後はやや売りが優勢の展開。今晩米国で2月PMIの速報値発表を控えていることや、3連休前のポジション調整により、薄商いの中で弱含んだ。一方、中国の王毅外相が、ウクライナ戦争終結に向けたトランプ米大統領への支持を表明したことや、トランプ米大統領が中国との新たな貿易協定締結について可能との見解を示したことから、関税や地政学リスクへの警戒感が後退し、下げ幅は限定的。3日続落となる676ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、カバー<5253>やボードルア<4413>などが下落した。
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