閉じる ×
FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】米国株見通し:底堅い値動きか、前週末の大幅安で自律反発狙い

*13:44JST 米国株見通し:底堅い値動きか、前週末の大幅安で自律反発狙い
(13時30分現在)

S&P500先物      6,059.75(+30.75)
ナスダック100先物  21,789.25(+110.00)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は215ドル高。米金利は戻りが鈍く、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。

21日の主要3指数は大幅続落。終盤までほぼ一貫して下げ続け、ダウは748ドル安の43428ドルと約1カ月ぶりの43000ドル台に沈んだ。この日発表されたPMI総合は50台を維持したものの、予想外に悪化。住宅関連指標も弱い内容となり、景況感の悪化を嫌気した売りが相場を圧迫した。司法省の調査開始報道を受けたユナイテッドヘルスをはじめ保険関連の売りが強まった。ウォルマートも続落し、指数の下げに寄与した。

本日は底堅い値動きか。足元の経済指標は弱さが目立ち、景気の腰折れを警戒した売りが続く可能性はあろう。半面、連邦準備制度理事会(FRB)による緩和的な政策の継続を期待した買戻しも出やすい。今週注目されるコアPCE価格指数は伸びが前回を下回ると予想され、売りを抑制する手がかりに。前週末の大幅続落を受け、大きく下げたハイテクや消費の割安銘柄が相場を支える見通し。もっとも、ウクライナ情勢をにらみ、指数の上昇は限定的とみる。

<TY>

fisco

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。