*09:12JST 日経平均は598円安、寄り後は下げ幅拡大
日経平均は598円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。東京市場が3連休中の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が2営業日合計で3.38%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が同じく5.78%下落とダウ平均(2営業日通算で1.62%下落)に比べて下落率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を抑える要因となった。また、外為市場で1ドル=149円90銭台と、21日15時30分頃と比べ50銭ほど円高・ドル安に振れたことが輸出株などの買い手控え要因となった。一方、東京市場が3連休中の海外市場で米長期金利が低下したことなどが東京市場の株価の支えとなった。また、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が日本の5大商社への投資拡大に意欲を示したと報じられたことも投資家心理を前向きにさせたが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。
<SK>