米国発の大暴落に要警戒(写真は2024年8月5日。日経平均株価が4451円安の史上最大の暴落に見舞われた)
4万円台には届かないものの、日経平均株価は堅調さを保っているように見える。しかし、気づかぬうちに「危機」が足下まで迫り、市場では不穏な空気が流れ始めた。トランプ米大統領が矢継ぎ早に繰り出す政策は各国を振り回し、世界経済の不透明感が高まっている。見過ごされてきた日本特有のリスクもあると、エコノミストらは警鐘を鳴らす。4月にもやってくるという「大暴落」の危機に、私たちはどう備えればいいのか──。【全文公開】