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投資

【ドル円週間見通し】米景気腰折れの見方が広がればドル売りにつながる展開も

・3月10日-14日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。

○(日)1月経常収支 10日(月)午前8時50分発表予定
・予想は-1705億円
 12月実績は+1兆773億円。第一次所得収支で経常黒字幅は縮小。1月については、貿易収支は大幅に悪化するため、第一次所得収支の黒字額は高水準を維持すると予想されるものの、経常収支はマイナスとなる可能性がある。

○(日)10-12月期国内総生産改定値 11日(火)午前8時50分発表予定
・予想は前期比年率+2.8%
 参考となる速報値は前期比年率+2.8%。半導体関連を中心に設備投資が堅調だったことが要因。改定値では設備投資の下方修正が想定されるため、成長率は速報値と同水準か下方修正される可能性がある。

○(米)2月コアCPI 12日(水)午後9時30分発表予定
・予想は前年比+3.2%
 参考となる1月実績は前年比+3.3%。住居費の伸びは鈍化しつつあるが、中古車価格は反転。2月についてはこの状況が変わっていないとみられ、上昇率は1月並みの水準となる可能性がある。

○(米) 3月ミシガン大学消費者信頼感指数 14日(金)午後11時発表予定
・予想は、65.0
 参考となる2月実績は64.7。1月実績を大幅に下回った。新たな関税措置が警戒されたようだ。3月については関税措置に対する懸念が消えていないことから、大幅な改善は期待できない。

○その他の主な経済指標の発表予定
11日(火):(米)1月JOLTS雇用統計
12日(水):(加)カナダ中央銀行政策金利発表
13日(木):(欧)1月ユーロ圏鉱工業生産、(米)2月生産者物価指数
14日(金):(英)1月鉱工業生産

【予想レンジ】
・145円00銭-150円00銭

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