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【注目トピックス 市況・概況】米国株見通し:下げ渋りか、減速懸念も金融政策を見極め

*13:44JST 米国株見通し:下げ渋りか、減速懸念も金融政策を見極め
(13時30分現在)

S&P500先物      5,661.75(-30.50)
ナスダック100先物  19,805.00(-114.50)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調NYダウ先物は191ドル安。米金利の緩やかに上昇し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。

14日の主要3指数は急反発。序盤から上げ幅を拡大し、ダウは674ドル高の41488ドルと5日ぶりにプラスへ浮上した。この日発表されたミシガン大学消費者信頼感指数は予想外に低調な内容となり、減速懸念が広がった。ただ、前日まで大きく下げ、自律反発狙いの買いが優勢となって相場を押し上げた。長期金利の上昇が抑制されたことから、エヌビディアをはじめこのところ売り込まれていたハイテクを中心に幅広く買い戻された。

本日は下げ渋りか。景気の不透明感が深まるなか、経済指標ではNY連銀製造業景気指数が前回から悪化の見通し。また、小売売上高は前回のマイナスから改善しても、予想を下回れば再び減速を警戒した売りが先行しそうだ。トランプ政権の高関税政策による先行きの不確実性も、買いを抑制しよう。ただ、明日から開催される連邦公開市場委員会(FOMC)での当局者による金利見通りや今後の政策方針を見極める展開となり、過度な下げは回避されるとみる。

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