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【注目トピックス 市況・概況】NY為替:ドルは強含み、米住宅関連指標は予想を上回る

*06:29JST NY為替:ドルは強含み、米住宅関連指標は予想を上回る
20日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円40銭から148円96銭まで上昇し、148円78銭で引けた。米先週分新規失業保険申請件数が前回から増加も予想を下回り、労働市場の底堅さが示されたほか、米フィラデルフィア連銀製造業景況指数や中古住宅販売件数が予想を上回ったためドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.0815ドルまで下落後、1.0860ドルまで反発し、1.0859ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が議会証言で、米EUの貿易戦争が成長を損傷する可能性、EUの報復関税がユーロ圏経済へのマイナスの影響をさらに拡大させる可能性を警告したためユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は160円74銭まで下落後、161円60銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.2980ドルまで上昇後、1.2936ドルまで反落。英中銀が金融政策決定会合で予想通り政策金利据え置きを決定し、さらに前回利下げを支持した委員が据え置き支持に転じるなどタカ派据え置きを受けてポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは0.8843フランまで上昇後、0.8816フランまで下落した。スイス中銀がフラン高是正で、利下げを実施したことを受けフラン売りが優勢となった。

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