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【注目トピックス 市況・概況】今日の為替市場ポイント:米長期金利下げ渋りでドルは底堅い動きを保つ可能性

*08:16JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利下げ渋りでドルは底堅い動きを保つ可能性
20日のドル・円は、東京市場では148円87銭から148円18銭まで反落。欧米市場では148円40銭から148円96銭まで反発し、148円78銭で取引終了。本日21日のドル・円は主に148円台で推移か。米長期金利の下げ渋りを意識してドルは底堅い動きを保つ可能性がある。

3月20日発表の2月中古住宅販売件数は市場予想を上回った。住宅供給の増加や天候の回復が影響したとみられる。また、先週分新規失業保険申請件数は前週からほぼ変わらず。3月18-19日に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で政策金利の据え置きか決まったが、年内2回の利下げ観測は後退していない。利下げ再開は6月になると予想されるが、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は記者会見で、「不確実性が異常なほど高まっている」との見方を伝えている。トランプ大統領が利下げを要請しても経済情勢などがより明確となるまでは、金利を引き下げる必要はないと考えているのかもしれない。

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