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ファッション好きのあいだで無印良品「MUJI Labo」が支持される理由 「ユニクロと違って街でかぶらない」「ハイブランド商品とも合わせやすい」、デザインチーム一新で再評価

ファッション好きが語る「MUJI Labo」の魅力とは(公式サイトより)

ファッション好きが語る「MUJI Labo」の魅力とは(公式サイトより)

 物価高の影響で、消費者の財布の紐が堅くなっている昨今、ファッションにかけるお金を節約する人も少なくないだろう。そこで重宝されるのがプチプラ(プチプライス)のファッションブランドだ。定番のユニクロやGU、しまむらといったブランドに加えて、外資系のZARAやH&Mなども人気がある。

 そんななか、ファッション好きのあいだで注目を集めているのが、無印良品が展開するアパレルラインの「MUJI Labo」だという。もともと無印良品で扱っていた衣料品となにが違うのか。そして、なぜ今MUJI Laboに注目が集まっているのか。

ハイブラとも合わせやすく、環境配慮がファッション好きに刺さっている

 服飾系の専門学校を卒業し、インスタグラムでファッション系のアカウントを運営している、インフルエンサーの男性・Aさん(20代)が語る。

「MUJI Laboとは、無印良品が2005年にスタートさせたアパレルラインで、ベーシックな服作りをする『衣服作りの実験室』をテーマに掲げています。無印の通常のアパレルよりも、よりファッション性を重視したラインで、価格帯は少し高く設定されていますが、品質が高いのでコスパは良い。もともと服好きのあいだでは、シンプルかつ洗練されたデザインでMUJI Laboは人気があったのですが、2024年のAW(秋冬シーズン)から、デザインチームが刷新され、よりトレンド感が増し、再注目されるようになりました。

 僕も愛用している一人ですが、個人的に気に入っている点は、ハイブランドの商品と組み合わせても浮かないところです。手持ちのアイテムの邪魔をしないというのは非常に重要なポイントで、他のプチプラブランドのものは、よくも悪くも『個性』が全面に出ているので、ハイブランドと合わせづらいものも多いんです。また、サステナブルな素材で環境に配慮しているところも、環境問題への意識が高いファッショニスタ層に刺さっている理由だと思います」(Aさん)

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