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ファッション好きのあいだで無印良品「MUJI Labo」が支持される理由 「ユニクロと違って街でかぶらない」「ハイブランド商品とも合わせやすい」、デザインチーム一新で再評価

MUJI Laboの「紳士 リネン混ウールジャケット」

MUJI Laboの「紳士 リネン混ウールジャケット」

MUJI Laboの「紳士 コットンシャツジャケット」

MUJI Laboの「紳士 コットンシャツジャケット」

ゆったりめ商品を夫婦一緒に着用してコスパを抑える

 実際に、MUJI Laboの商品を愛用している男性・Bさん(30代・経営者)と妻・Cさん(30代・専業主婦)は、次のようにその魅力を語る。

「僕は雑誌でいうと『POPEYE』を愛読しているような人間ですが、そういう層にMUJI Laboの商品は刺さっているんじゃないかな、と思います。無印良品のアパレルは、個人的にサイズ感がかなり小さめに設定されていると感じていて、自分の通常のサイズを購入すると“ジャストフィット!”という感じになるんです。ゆとりがあまりないので、これまであまり着用してきませんでした。

 一方でMUJI Laboの商品はオーバーサイズ気味に作られているので、ゆとりがあり、今っぽいトレンド感があります。またリニューアルしてから、素材感が見直されているので、着心地がかなり良くなり、生地もグレードアップしているように思います。リニューアルしてから、夫婦で一緒に購入して、おそろいで着回すようになりました」(Bさん)

 妻のCさんは、女性目線で次のような点に魅力を感じているという。

「最初は夫が『最近はMUJI Laboがいいよ!』と教えてくれて、私もチェックしたら『これユニセックスで着られるね』となり、一緒に着るようになりました。夫の身長が173cmの細身、私は168cmなので、同じサイズで着られるんです。2人で同じものを着られると、コスパも良いですよね。

 もともとユニクロもよく着ていましたが、街中でかぶることも多かったのが気になる点でした。MUJI Laboは、良い意味で主張がないので、もうすこし力を抜いた、ゆるいおしゃれ感が出せる気がします。女性として嬉しい点は、アウターも含めて服が軽く、着心地が良いこと。年齢を問わず、ナチュラルなファッションが好きな人に馴染みやすいカラー展開やフォルムなのも嬉しいでポイントですね」(Cさん)

 現在、MUJI Laboは一部の店舗でのみ取り扱っている。最近では化粧水や美容液などの基礎化粧品がリニューアルしたことで、美容界隈で話題を呼んでいた無印良品だが、通常のアパレルにくわえて、ファッションにこだわりのある消費者に向けたアパレルラインも注目を集めているようだ。

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