*08:06JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の下げ渋りを受けてドルは底堅い動きを保つ可能性
26日のドル・円は、東京市場では149円84銭から150円62銭まで反発。欧米市場では150円02銭から150円75銭まで反発し、150円54銭で取引終了。本日27日のドル・円は主に150円台で推移か。米長期金利の下げ渋りを受けてドルは底堅い動きを保つ可能性がある。
3月26日の米国株式市場で主要3指数は下落。自動車関税の発表を控え、関連銘柄が値下がり。トランプ米大統領はこの日、米国で製造されていない全ての自動車に事実上25%の関税を課すと発表した。米国内で製造すれば関税はかからないようだ。ただ、関税全体の規模や貿易相手国の対抗措置についてはっきりしない部分があるため、市場関係者の間からは「関税措置が世界経済や企業業績にどのような影響を与えるのか、現時点で予測することは困難」との声が聞かれている。世界経済の不確実性が高まることは避けらないようだ。なお、トランプ大統領は「輸入自動車と小型トラックに対する25%の新たな関税は恒久的」と述べており、修正される見込みはないとみられてる。
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