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投資

資産20億円の88歳現役トレーダー・シゲルさん、何度も暴落を経験して学んだ「下落局面で仕込んだ銘柄は焦って儲けようとしてはいけない」の鉄則、「“木を見て森を見ず”ではあかん」

リーマン・ショック翌日の取引記録(2008年9月16日)

リーマン・ショック翌日の取引記録(2008年9月16日)

下落局面で仕込んだ銘柄は焦って儲けようとしてはいけない

 こうした下落局面で仕込んだ銘柄は、焦って儲けようとしてはいけないという。

「半導体関連の三益半導体工業株はこの時も含めて多い時は12万株保有していた。何度も売買していたら、8年後の2024年に信越化学工業がTOB(株式公開買付)をかけて高値で買い取ってもらえたので、大きな利益につながりました」

 シゲルさんは短期売買の際も目先の値動きだけでなく、「将来的な伸びしろ」を見通せる企業を選ぶようにしている。買うタイミングも重要だ。

「どんな優良銘柄でも“高値掴み”をしていては稼げません。売り買いの指標である『RSI(相対力指数)』が70%以上なら買われすぎだから手を出さない、30%以下なら売られすぎなので買いと判断するなど、様々な指標で自分のルールを作って見ていますよ。ナンボいい銘柄でも“木を見て森を見ず”ではあかん」

 シゲルさんはこまめに売買を繰り返し、“もっと上がる”と考えて保有し続けることは避けているという。下がる前に売ることを徹底して、下落リスクを回避しているのだ。

 世界中が「トランプ・ショック」に慌てふためくなか、むしろ楽しみながら相場に向き合っていく。シゲルさんには、豊富な経験に裏打ちされた自信が溢れていた。

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※週刊ポスト2025年4月11日号

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