*12:31JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅安、ファーストリテと東エレクの2銘柄で約280円押し下げ
31日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり1銘柄、値下がり224銘柄、変わらず0銘柄となった。
日経平均は大幅安。1428.81円安の35691.52円(出来高概算9億8204万株)で前場の取引を終えている。先週末28日のダウ平均は715.80ドル安の41583.90ドル、ナスダックは481.04pt安の17322.99ptで取引を終了した。トランプ政権の関税を警戒した売りや、連邦準備制度理事会(FRB)が注目のPCEコア価格指数が予想以上に加速したためインフレ警戒感に売られ、寄り付き後、下落。さらに、ミシガン大消費者信頼感指数が2年ぶりの低水準に落ち込んだと同時に、期待インフレ率も上昇したためスタグフレーション懸念も強まり売りに一段と拍車をかけた。終盤にかけて下げ幅を拡大して終了した米株市場を横目に、3月31日の日経平均は前営業日比680.15円安の36440.18円と大幅に3営業日続落でスタート。その後も下げ幅を拡大し、一時1500円超の下落となった。米景気後退とインフレ再燃への懸念が意識されるなか、4月2日に相互関税の詳細が公表される予定で、個人投資家心理が悪化している。日経平均採用銘柄のほぼすべての銘柄が下げる全面安の展開となった。
値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035>となり、2銘柄で日経平均を約280円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップはルネサス<6723>で8.98%安、同2位はソシオネクスト<6526>で7.94%安だった。
一方、値上がり寄与はニトリHD<9843>のみとなり、1銘柄で日経平均を約3円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇も同銘柄のみで1.31%高だった。
*11:30現在
日経平均株価 35691.52(-1428.81)
値上がり銘柄数 1(寄与度+3.12)
値下がり銘柄数 224(寄与度-1431.93)
変わらず銘柄数 0
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9843> ニトリHD 14690 190 3.12
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 44050 -1690 -150.04
<8035> 東エレク 20205 -1320 -130.21
<6857> アドバンテ 6519 -489 -128.63
<9984> ソフトバンクG 7490 -430 -84.83
<6954> ファナック 4061 -246 -40.44
<6098> リクルートHD 7666 -376 -37.09
<9433> KDDI 2353 -89.5 -35.31
<6762> TDK 1539 -61 -30.09
<4519> 中外製薬 6750 -292 -28.80
<4063> 信越化 4244 -163 -26.80
<9766> コナミG 17640 -735 -24.17
<6988> 日東電工 2724 -124 -20.39
<6367> ダイキン工業 16210 -595 -19.56
<7974> 任天堂 10290 -545 -17.92
<6146> ディスコ 30200 -2430 -15.98
<9613> NTTデータG 2682 -95 -15.62
<7832> バンナムHD 5049 -140 -13.81
<8766> 東京海上HD 5752 -272 -13.42
<4568> 第一三共 3535 -134 -13.22
<6971> 京セラ 1666 -49 -12.89
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