*13:49JST インテリックス---持株会社体制への移行の検討を開始
インテリックス<8940>は28日、より機動的に経営を実践し、かつより強度の高いガバナンス体制の構築、次世代経営者の育成を推進するために、持株会社体制への移行に関する検討を開始すると発表した。
同社は、持株会社体制への移行を通じて、グループ全体の価値向上と持続的成長を目指す。持株会社は、経営戦略の策定や事業会社の支援に加え、不動産DXや省エネリノベーションなどのソリューション提供、新規事業創出やM&Aを含む戦略投資の拡大に注力する。一方、事業会社は事業運営に専念し、変化する環境に迅速に対応しながら独立して収益拡大を図る体制を構築することで、経営資源の最適配分を実現する。
同社は、持株会社体制への移行は、2025年12月を目途に実行することを基本方針としている。移行方法については、会計・税務・法務などの観点から精査・検討を行い、最適な手法を選定する予定である。現行株主が保有する持株会社の株式は引き続き上場が維持される形での移行を予定しており、株主に経済的不利益が生じないよう配慮される。
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