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【後場の投資戦略】急落に対する反動先行も買いは続かず上値重い

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;35825.59;+208.03TOPIX;2675.91;+17.18

[後場の投資戦略]

 寄付き前に日本銀行が発表した3月の全国企業短期経済観測調査(短観)では、景況感を示す景況判断指数(DI)が大企業・製造業で前回調査から2ポイント悪化し+12だったが、市場コンセンサス通りだったことで、市場への影響は限定的となった。次回4月30日―5月1日に開催される日銀金融政策決定会合での利上げ観測を刺激する内容とはならなかったが、物価見通しはオントラックであることから6月利上げの確度はやや高まったと考える。金利市場は目立った動きは観測されていないが、引き続き利上げ観測は日本株を抑える要因となろう。後場の東京市場は薄商いのなか、日経平均は前場終値水準でのもみ合いを想定するが、買いが入らないことから一時的には前日終値水準を下回る動きも見られそうだ。

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