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【注目トピックス 日本株】セキュア Research Memo(9):AI実装を強化しサービス拡大により、「AI STORE」事業の収益化を急ぐ

*13:19JST セキュア Research Memo(9):AI実装を強化しサービス拡大により、「AI STORE」事業の収益化を急ぐ
■セキュア<4264>の成長戦略

今後の成長イメージとして、「事業基盤構築」「AI実装を強化したサービスによる拡大」「新規事業・海外展開での拡大」の3つのステージを設定し、各ステージにおいて成長を重ねることで、企業価値の最大化を目指す。「事業基盤構築」ステージではセキュリティソリューション事業で基盤固めを行う。「AI実装を強化したサービスによる拡大」ステージではSaaS型ソリューションやAI技術を活用した新規ビジネスで成長を加速させる。「AI STORE」事業を本格化する現在はこのステージに当たる。「新規事業・海外展開での拡大」のステージでは、既存サービスや「AI STORE」事業の拡大に加え、ICTを活用して新たな価値創造を目指す都市構想であるスマートシティやスマートビルディング関連の事業化や、海外事業を収益の柱にすることを目指す。

成長イメージを実現するため、「パートナーの深掘・発掘+技術力強化」「領域拡大」「AI STORE LAB収益化」の3つの成長戦略を掲げている。「パートナーの深掘・発掘+技術力強化」としては、特に既存パートナーの深掘に注力する。2024年12月末現在、オフィスデザイン会社・警備会社・OA機器販売会社等、企業のセキュリティニーズに多く接する業種の有力企業を中心に、200社超のパートナー企業と協力関係にある。これまでは案件受注の効率を上げるため、少数の特定のパートナーとの間でサービスに関する勉強会や、顧客交渉で成功を収める方法論等のナレッジ共有を行ってきた。今後はこのようなナレッジをほかのパートナー企業にも横展開することで、受注獲得に向けた裾野をさらに広げる。並行して「技術力強化」のため、人材開発センターや「Security System Lab」を活用した人材教育による技術力の高度化や、ジェイ・ティー・エヌとの協業による工事施工管理技術の向上等の取り組みを進める。

「領域拡大」では顧客基盤の拡大を目指し、大型案件を抱えるデータセンターや物流施設、フィットネス施設などの新規開拓に加え、既存領域である小売業や一般住宅、建設業の深掘を進める。これらの業種を受注拡大が見込める領域と捉えており、同社ビジネスに関するナレッジや理解を有し、かつこれら業種との有力なパイプを持つパートナー企業との協業により、攻略を進める。

「AI STORE LAB収益化」については、既述のとおり、3拠点での「AI STORE」の実証実験を経て、ソフトウェア面の精度はほぼ完成に近づいた状況で、実用化の目途は立っているようだ。本格的な実用化に向けてはいくつかの課題が明確になっており、対応策を検討している。「AI STORE」1号店である新宿住友ビル店舗を開設した際に多くの企業の注目を集めており、課題がクリアされれば本格的な実用はそれほど先のことではないと考えられる。

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)

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