*10:17JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反落、米相互関税の発表に伴う世界の貿易摩擦への警戒感も圧迫材料
【ブラジル】ボベスパ指数 131140.65 -0.04%
3日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.04%(49.69ポイント)安の131140.65で引けた。日中の取引レンジは130,181.74-132,552.11となった。
前半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の大幅安が資源セクターの売り手掛かり。また、欧米株安やトランプ関税が予想以上の厳しいものだったことも嫌気された。一方、指数の下値は限定的。通貨レアル高の進行が指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 2859.58 -2.28%
3日のロシア株式市場は12営業日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.28%(66.81ポイント)安の2859.58となった。日中の取引レンジは2,853.76-2,972.49となった。
プラス圏でもみ合った後は終盤売りに押された。原油価格の大幅下落が警戒され、資源銘柄を中心に売りは広がった。また、欧米株の大幅安もリスク回避の売りを高めた。ほかに、米トランプ政権の相互関税が想定以上に厳しいものだったことが圧迫材料となった。
【インド】SENSEX指数 76295.36 -0.42%
3日のインドSENSEX指数は小反落。前日比322.08ポイント安(-0.42%)の76295.36、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同82.25ポイント安(-0.35%)の23250.10で取引を終えた。
小幅安で寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。海外株の下落が警戒され、インド株にも売りが優勢。また、米「相互関税」の発表に伴う世界の貿易摩擦への警戒感も圧迫材料。輸出依存度の高いインド経済がこれによって打撃を受けると懸念されている。ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が嫌気された。FIIはこの日まで4日連続の売り越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 3342.01 -0.24%
3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比8.12ポイント安(-0.24%)の3342.01ポイントと3日ぶりに反落した。
投資家心理が悪化する流れ。米高関税政策による景気鈍化や、米中関係の悪化が懸念されている。トランプ米大統領は2日(日本時間3日早朝)、貿易相手国に同水準の関税を課す「相互関税」について詳細を発表。国別では、中国に34%、韓国に25%、日本に24%、EU(欧州連合)に20%などと税率が想定を超えたとの見方が広がっている。中国にはすでに20%の関税が課せられているため、あわせて54%の関税。トランプ氏が大統領選で公約に掲げていた中国への関税賦課60%に近づいたことになる。米中対立の激化も警戒。トランプ氏は2日、中国本土と香港からの小口輸入品(800米ドル以下)に対する関税免除措置を廃止する大統領令に署名した。また、外電は2日、「中国が国内企業による米国投資を制限しているもよう」などと報じている。
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