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FiscoNews

【本日の注目個別銘柄】わらべ日洋、ベイカレント、久光薬など

<3048> ビックカメラ  1477  -22後場寄りは買い先行も伸びきれず反落。前引け後に上半期決算を発表、営業利益は149億円で前年同期比53.5%増となり、従来予想の105億円を大幅に上振れ。つれて、通期予想は従来の265億円から310億円に上方修正した。携帯電話販売代理店事業が好調に推移したもよう。年間配当金も従来計画の36円から40円に引き上げへ。なお、通期営業利益の市場コンセンサスは270億円程度であった。

<1419> タマホーム  3725  +105大幅続伸。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業損益は49.4億円の赤字となり、前年同期比64億円の損益悪化となっている。注文住宅事業の引き渡し棟数減少が響く形になっている。ただ、据え置いている通期予想40億円、前期比68.2%は85.9億円の前期比損益悪化に当たるため、特にネガティブなサプライズにはつながっていないもよう。目先の悪材料出尽くし感などにもつながっているようだ。

<6136> OSG  1546.5  -9.5大幅続落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は38.8億円で前年同期比5.3%減となり、据え置きの会社通期計画210億円、前期比11.3%増に対して低調なスタートになっている。通期コンセンサスは会社計画をやや上回る水準にもなっていた。ただ、発行済み株式数の4.1%に当たる350万株、50億円を上限とする自社株買いの実施を発表しており、下支えにはなる形となっている。

<8886> ウッドフレンス  1100  +150ストップ高比例配分。長谷工が完全子会社化を企図してTOBを実施すると発表、同社では賛同の意見を表明し、TOBへの応募を推奨としている。TOB価格は1720円で、前日終値に対して81.1%のプレミアムとなり、TOB価格完全サヤ寄せを目指す動きが優勢となっている。なお、TOB期間は4月11日から5月27日までの間となっている。

<2999> ホームポジション  430  +80ストップ高比例配分。前日に上半期の決算を発表、営業利益は2.1億円と黒字転換、前年同期比7.4億円の損益改善となっている。また、8月末の株主を対象に株主優待を実施することも発表している。1000株以上の株主に対してクオカード20000円分を贈呈。投資魅力の向上、株式保有者層の拡大を目的としている。前日終値ベースでの株主優待利回りは5.7%の水準となる。

<4530> 久光薬  4288  +304切り返して続伸。前日に25年2月期の決算を発表、営業利益は189億円で前期比43.5%増となり、従来予想の180億円を上回る着地になっている。第3四半期累計では前年同期比8.0%増の推移だったため、上振れ決算をストレートに評価。26年2月期は200億円で前期比5.8%増の見通し。市場予想並みの水準とみられる。サロンパス、女性ホルモン製剤を中心に海外売上高の増加を見込んでいるようだ。

<9983> ファーストリテ  45530  -950大幅反落。前日に上半期の決算を発表、事業利益は3017億円となり、従来計画を200億円程度上振れているもよう。通期計画は従来の5300億円から5400億円に引き上げ。ただ、下半期は下方修正の形、米国ユニクロ事業において、相互関税、追加関税の影響を反映したもよう。商品価格の値上げは行わない前提としているようだ。
なお、本日は地合いの悪化による先物安に引きずられている面が大きいとみられる。

<7649> スギHD  3056  +150大幅続伸。前日に25年2月期の決算を発表、営業利益は426億円で前期比16.2%増となり、市場予想を10億円程度上振れる着地になっている。子会社などの売上好調、販管費抑制などが市場予想上振れ要因。26年2月期は480億円で同12.8%増の見通し。コンセンサスの460億円程度を上回る水準。既存店堅調推移や粗利益率の上昇を見込んでいる。同業他社比でも好決算と評価が先行しているようだ。

<2918> わらべ日洋  2391  +304急伸。前日に25年2月期の決算を発表、営業利益は45.2億円で前期比29.2%減となったが、従来予想の36億円は大きく上振れる着地に。また、26年2月期は60億円で同32.9%増と大幅増益の見通しとしている。国内食品関連事業を中心に増収を見込んでいるほか、前期に発生した入間工場の初期赤字や工場再編などの一時費用剥落を想定している。想定以上の大幅増益見通しに買いインパクトが先行。

<6532> ベイカレント  7601  +844急伸。前日に25年2月期決算を発表、営業益は426億円で前期比24.5%増となり、従来予想の411億円をやや上回り、市場予想も上振れた。26年2月期は510億円で同19.7%増を見込み、ほぼコンセンサス水準。また、配当性向は20-30%から40%目安に変更、25年2月期末配当金は25円計画から37円に増額、26年2月期年間配当金は前期比38円増の100円を計画。30億円上限の自社株買いも発表。

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