*14:18JST 豪ドル週間見通し:弱含みか、中国経済の悪化を警戒
■反発、米高関税政策の一部停止措置を好感
今週の豪ドル・円は反発。米高関税政策の一部停止措置を受けリスク回避の豪ドル売り・円買いは縮小した。金先物の値上がりも好感されたようだ。ただ、米中貿易摩擦の激化を警戒してリスク選好的な豪ドル買い・米ドル売りは週末前に一服。米ドル・円相場は円高方向に振れたことも影響したようだ。取引レンジ:86円05銭-91円33銭。
■弱含みか、中国経済の悪化を警戒
来週の豪ドル・円は弱含みか。米国の相互関税措置によって世界経済の先行き不安が高まっている。中国経済の悪化も警戒され、豪準備銀行(中央銀行)は政策金利をさらに引き下げる見通し。米ドル・円相場に大きな動きがない場合、リスク選好的な豪ドル買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・17日:3月失業率(2月:4.1%)
予想レンジ:88円00銭-91円00銭
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