*17:14JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、夕方に値を戻す
15日の東京市場でドル・円は下げ渋り。前日のドル売りで割安感から買戻しが先行し、一時143円59銭まで値を上げた。午後は米中摩擦の激化への懸念でドル売りが再開し、142円85銭まで下落。ただ、米金利高でドル買いが入り、夕方にかけて戻した。
・ユーロ・円は162円08銭から162円80銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.1316ドルから1.1378ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値34,349.01円、高値34,459.00円、安値34,266.31円、終値34,267.54円(前日比285.18円高)
・17時時点:ドル円143円10-20銭、ユーロ・円162円60-70銭
【要人発言】
・ベッセント米財務長官
「米中協議、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が直接取り組む必要がある」
・加藤財務相
「為替は米財務長官との間で認識を共有」
「為替は市場において決められるもの」
「為替の無秩序な動きは経済に悪影響」
「金融市場の不安定な状況を注視していく」
・ボスティック米アトランタ連銀総裁
「インフレ率は依然として目標を大きく上回っている」
「関税は物価押し上げ圧力、インフレ目標達成の時期が延期される可能性」
「依然として今年の米成長率は1%を上回ると予想」
・豪準備銀行(RBA)理事会議事要旨(3月31-4月1日開催分)
「最近の国内指標は2月の金融政策声明における予測と概ね整合的」
「月次の消費者物価指数(CPI)は四半期ベースで若干の上昇が見込まれるものの、四半期の調整済み平均インフレ率は3%を下回る可能性が高いことを示唆」
【経済指標】
・英・3月失業率:4.7%(2月:4.7%→4.6%)
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