*00:35JST 【市場反応】ECBは予想通り利下げ決定、関税が成長に影響、ユーロ安
欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で、予想通り、0.25%の利下げを決定した。関税により成長見通しが悪化。信頼感を弱め、金融状況をひっ迫させると言及した。また、声明では「景気抑制的」との文言を削除。ラガルド総裁は意味をなさないためと説明した。不確実性が高く、各会合でデータ次第で政策を決定する方針を表明した。
利下げを受け、ユーロ売りが優勢となり、ユーロ・ドルは1.1336ドルまで下落。その後、ドル売りが強まり1.1353ドルまで戻した。ユーロ・円は162円00銭から161円34銭まで下落した。ユーロ・ポンドは0.8566ポンドまで下落した。
【金融政策】
・欧州中央銀行(ECB)
・主要政策金利を0.25ポイント引き下げ2.4%に決定
・預金ファシリティ金利(中銀預金金利、下限)を0.25ポイント引き下げ2.25%
に決定
・限界貸出金利(上限)を0.25ポイント引き下げ2.65%
に決定
・欧州中央銀行(ECB)
・主要政策金利
・予想:2.4%
・前回:2.65%
・預金ファシリティ金利(中銀預金金利、下限)
・予想:2.25%
・前回:2.50%
・限界貸出金利(上限)
・予想:2.65%
・前回:2.90%
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