*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か
本日の東証グロース市場250指数先物は、売り買い交錯を見込む。前日23日のダウ平均は419.59ドル高の39606.57ドル、ナスダックは407.63pt高の16708.05ptで取引を終了した。トランプ大統領が連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長を解任する意向がないことを明らかにし国内資産への信頼が回復、さらに米中貿易摩擦深刻化への懸念緩和で寄り付き後、大幅上昇した。相場は終日堅調に推移したが、ベッセント財務長官が大統領から中国に対する関税引き下げるための提案はなく、米中首脳の貿易交渉が行われていないと言及すると、伸び悩み終盤にかけ上げ幅を縮小し、終了。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は売り買い交錯を見込む。米国株高、円高一服、VIX指数の低下など、条件は良く、朝方は堅調な始まりとなりそうだ。日足・週足とも一目均衡表の先行スパン(雲)上限を
サポートにしており、トレンドそのものは上を向いていそうだ。一方、米国株や日経平均株価との相関性は低下しており、利益確定売りや短期資金のプライム市場への流出などが警戒される。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比10pt高の666ptで終えている。上値のメドは675pt、下値のメドは655ptとする。
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