その疑問を解くカギとなりそうなのが、今年1月に開催されたマクドナルドのメニューを対象にした投票イベント「マクドナルド総選挙」だ。この総選挙は1位が「ダブルチーズバーガー」、2位が「てりやきマックバーガー」という結果だったのだが、「クォーターパウンダー・チーズ」と「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」はともに予選で敗退。しかも、「クォーターパウンダー・チーズ」は予選Aブロック6品中5位、「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」は同ブロック6品中6位という惨敗だった。
この投票結果を見る限りでは必ずしも「クォーターパウンダー」が多くの人に支持されていたわけではないということになり、そういう意味では販売終了は賢明な判断ということになるのだ。
「クォーターパウンダー」の販売終了発表後、ツイッターでは、
〈最後にクォーターパウンダー食べ納めしようと思ったのに売り切れてた〉
〈ダブルクォーターパウンダーチーズが無性に食べたかったのに近所の店舗もう販売終了してた〉
〈クォーターパウンダー求めて川崎、鶴見、新子安、東神奈川、横浜渡り歩いてるけど売ってねぇ〉
などの投稿もあり、いわゆる“駆け込み需要”が増えている様子。もちろん、「クォーターパウンダー」のファンが一定数いるのは間違いないだろうが、販売終了の発表があったことで、そのファンが積極的にネットで発信しているということなのかもしれない。