毎年恒例、AKB48グループが新曲の選抜メンバーを決定する「AKB48選抜総選挙」。9回目となる今年は6月17日に沖縄で実施される。メンバーの順位が話題にのぼるなか、ファンによってもたらされる開催地への経済効果はどうなるのか。
選抜総選挙は例年、数万人規模のファンが“推しメン”の勇姿を見守るべく大移動を繰り広げることから、開催地への航空券や宿泊施設は予約がとれない状態になるほど。加えて、飲食店も大きな恩恵を受けることでも知られる。
関西大学・宮本勝浩名誉教授は、前回2016年に新潟で開催された「第8回 AKB48選抜総選挙」では、新潟県内で約24億円もの経済効果と試算した。また2015年の福岡開催時の九州への経済効果も17億円超と試算している。
今回も経済効果に大きな期待がかかる中、主要メンバーであるAKB48・柏木由紀(25)とNMB48・山本彩(23)が3月31日、自身のツイッターで総選挙への不出馬を相次いで表明した。