FX(外国為替証拠金取引)トレーダーに人気の高金利通貨のひとつが、トルコリラ。高い政策金利(8%)の反面、長期チャートを見ると下落基調が続いており、投資判断が難しい局面が続いている。今後のトルコリラ相場はどうなるのか。カリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんは、次のように分析している。
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私が海外旅行へ初めて行ったのは、20歳の時でしたが、現在までで、58か国訪れました。そして本日のメインテーマであるトルコへ訪れたのは、もう10年前になりますが、素晴らしい観光地がたくさんあり、圧巻だったのは、トプカプ宮殿に展示されている素晴らしい宝石で、「日本円にしたらいくらくらいか?」とガイドに聞きましたら、なんと「北半球が買えるくらい」……と!!
また、人口構成は、日本と真逆の「ピラミッド型」で大家族の中で暮らす子供たちの瞳は、キラキラと輝いていて心が温かくなりました。
ちなみに私の著書でもトルコについて書いているのですが、トルコの新聞社の方が日本まで来られて取材を受けたこともあります。
さて、このように私にとって馴染み深いトルコですが、現在トルコリラが売られ過ぎている状態にあります。
トルコリラ円相場は、今年1月に1リラ=30円を割り29.05円まで下落し、歴史的最安値を更新しました。そして今もまだ30円前後をうろうろしていて、後から振り返れば「まさにあの時が絶好の買い場だった」と言える可能性は、高いのではないでしょうか。