大金を注ぎ込んだ一方で、高額当せんを引き当てることができなかったわけだが、実際の当せん確率はどれぐらいのものなのだろうか。ギャンブルに詳しいフリーライターはこう話す。
「例えばロト6の当せん確率は、1等が約600万分の1、2等が約100万分の1となっています。ヒカルさんのように3300口購入したとして、1等が当たる確率は単純計算で約1847分の1、2等でも約307分の1。つまり、“3300口買い”を1847回実行して、1等が1回当たるかどうかの確率なんです。数十万円程度の大量購入でも、完全に運任せのレベルと言ってよいのではないでしょうか」(以下同)
一方、totoBIGの1等当せん確率は約478万分の1で、ロト6の1等と2等の中間の確率。また、グリーンジャンボ宝くじの1等当せん確率は1000万分の1とされており、ロト6とほぼ同じとなっている。
宝くじの勝率を上げることはほぼ不可能?
ロト6やtotoBIG、宝くじなどは、1等の当せん金額が高い一方で、当せん確率も低い。前出のフリーライターは話す。
「宝くじやtotoBIの1等は、“勝率”でいうとほぼゼロだと思います。当たりを引き寄せるためのいろいろなジンクスもありますが、確率論的な根拠はありません。つまり、勝率を上げることはほぼ不可能で、攻略法もない。結局のところ、宝くじは大きな当たりを狙って一発勝負をする性格のものではないでしょうか」
その一方で、自分でレース結果を予想する公営ギャンブルはどうか。前述したYouTuberのヒカルさんも、動画で競艇に挑戦しており、5レースに計約40万円を賭けて配当金0だったこともあれば、別の動画では5レースで100万円を使って45万円以上勝ったこともあった。
「宝くじの高額当せんに比べれば配当金も少ないわけですが、競馬や競輪、競艇、オートレースなどの公営ギャンブルであれば、いろいろな情報を駆使して予想できるので、的中率を高くすることは可能だと思います」