還元率では宝くじより公営競技に軍配
宝くじだろうと公営ギャンブルだろうと、売上に対して払い戻しに回される割合は決まっている。たとえば、宝くじでは47%、totoでは50%。競艇であれば75%となっている。
「競艇と競輪の還元率は75%、オートレースは70%、競馬の場合は馬券の種類によって70~80%となっています。還元率が高くなっても勝つ確率は変わりませんが、当たった時の配当が多くなります。そういう意味でも、宝くじよりも公営競技のほうが、“儲けやすい”といえるのかもしれないですね。ちなみに、パチンコ・パチスロは約85%程度だといわれています」
当たったときはとんでもなく大きいが、当たる確率が低いのが宝くじやロト6、totoBIGの1等。1回の配当はそこまで多くはないが、宝くじなどと比べて、比較的還元率が高いのが公営ギャンブル──。同じように見えても、似て非なるものと考えたほうがいいのかもしれない。