音声通話も含めてのプランを比較
キャリアは5分以内のかけ放題(1700円)にネット接続料(300円)とデータ定額料金(オプションや割引は含まず)を合計。最小はドコモが5500円、auとソフトバンクが4900円だ。30 GBでは各社1万円。
一方、OCNモバイルは通話SIMの1800円(3GB)と6750円(30GB)それぞれに10分かけ放題850円を加えると、2650円と7600円。同じように楽天モバイルは、通話SIMの1600円(3.1GB)と6150円(30GB)と5分かけ放題850円を合算すると、2450円と7000円となる。通話を含めても格安スマホの割安感は歴然だ。
とはいえ、格安スマホは通信料を抑えるために実店舗を持たず、問い合わせは電話かネット受付のみとなっている。また、端末とSIMカードが別々の契約で、これまでの携帯電話会社では無料だったサービスが有料となる、などの注意点もあり、「今までどおりのサービスが安く受けられると思っていたのに、実際はサービス内容が違っていた」といったトラブルも少なくない。
その一方で、料金プラン的にはライトユーザーにもその恩恵が大きくもたらされるのは間違いない。手始めに“2台目”として契約してその使用感を確かめてから、節約に本腰をいれてみるという選択肢はあるかもしれない。