住まい・不動産

郊外のマイホームは誰のため? 物置部屋だらけの一戸建ての悲哀

 30代や40代になっても自宅を出ない子どもが「パラサイト」と呼ばれ、それが問題視される傾向があるが、タカヒロさんの兄弟は“幸か不幸か”家を出てしまい、物置部屋が過半数を占める状況になってしまった。タカヒロさんは、これから家を買おうとしている人にこうアドバイスする。

「郊外に家を買おうとしてる人には、『子どもが家にいるのは高校まで』ということを認識しておいてほしいですね。買うなら、子どもが物心をつく前が良いと思います。それならその地に愛着を持つでしょうから」

 ちなみにタカヒロさんが大人になってから父親に尋ねたところ、バブル期に買った「新百合ヶ丘駅徒歩18分 5LDK」のマイホームの値段は「軽く“億”を超えていた」そうだ。

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