本書を読んで強く感じたのは、確かに江戸時代は、一部に高額所得者が存在するものの、大部分の庶民は、質素だが、十分幸福な暮らしをしていたということだ。労働がストレートに評価されて収入に結びついており、いまのようにカネを右から左に動かすだけで、巨万の富を得る富裕層がいない分、健全な社会だったのだろう。
ただ、それは私の感想で、江戸の社会をどう捉えるのかは、実際に本書を読んで、そこに示されたデータから、読者自身が判断して欲しい。
※週刊ポスト2017年5月5・12日号
本書を読んで強く感じたのは、確かに江戸時代は、一部に高額所得者が存在するものの、大部分の庶民は、質素だが、十分幸福な暮らしをしていたということだ。労働がストレートに評価されて収入に結びついており、いまのようにカネを右から左に動かすだけで、巨万の富を得る富裕層がいない分、健全な社会だったのだろう。
ただ、それは私の感想で、江戸の社会をどう捉えるのかは、実際に本書を読んで、そこに示されたデータから、読者自身が判断して欲しい。
※週刊ポスト2017年5月5・12日号
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