中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

都心で家賃3万円、風呂なし共同便所の生活の実態は?

【2】うるさい
 2階建てだったのですが、1、2階とも、真ん中に廊下があり、両脇に部屋が3つずつありました。この廊下を深夜に酔っ払った男性が「うぃ~」とか言いながらドタドタと大音量で歩くことが日々続き、せっかく寝付いたのに起こされてしまいます。また、前立腺肥大の高齢者が住んでおり、頻尿のため、夜の間に何回も廊下をバタバタと歩き、それに何度も起こされたものでした。

 さらには、大音量で音楽やテレビを流す者もいましたが、この人が大学の空手部の部員かなんかで、肩をいからせて歩いていて恐ろしいため、誰も注意ができません。

【3】便所で隣り合う
 和式便所が2つあるのですが、ゆっくり用を足すことはできませんでした。隣に入ってきた人がブブーッと屁をこいたりし、不快感84%です。そして、両方が埋まっていた場合は「早く出てよ!! ウンコ漏れそうだよ!」と次の人が大騒ぎをし、こちらは大便の途中でも次の人に譲らなくてはなりません。

【4】水がマズい。料理もしづらい
 とにかく古いため、水道管がサビているのか、水が鉄の味がしたんですよね。とにかくマズくて仕方がない。しかしながら、ミネラルウォーターを常時買うカネなどないものですから、水道水を飲む。さらに、6畳の部屋の隅にはキッチンシンクとガスコンロを置く場所があるものの、あまりに狭すぎ、夏場は火を使うと部屋中が暑くなり、料理をする気になれない。

【5】エアコンがない
 元々エアコンが各部屋に設置されているような時代に建てられた物件ではないので、基本的には夏は扇風機、冬は電気ストーブです。或いは、冬はコンロで煮込み料理を作り、ガスの炎で暖を取っていました。

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