通常の半分のマイルで“行き先おまかせ”の旅を体験できるというサービスが話題となっている。それが、昨年12月から始まったJALのマイレージバンクを利用した特典航空券「どこかにマイル」だ。通常、JALで国内往復便を利用するには1万2000~2万マイルが必要だが、「どこかにマイル」では行き先を指定できない代わりに6000マイルで利用できる。
出発地は東京・羽田空港と大阪・伊丹空港のいずれかのみ。行き先については、予約の際に4つの候補地が提案され、そのなかからランダムに選ばれた行き先が、申込みから3日後までに利用者に告知される。
通常の半分のマイルで国内旅行ができるとはいえ、目的地を指定できないというデメリットはある。はたしてこれはお得なサービスなのだろうか。実際に利用したことがある30代の女性・Aさんはこう話す。
「ピンポイントに行きたい場所がある場合はオススメできませんが、どこでもいいから旅行をしたいという人や、旅好きな人であれば、十分に楽しめると思います」
提案される4つの候補地は、再検索することでどんどん変化する。再検索を繰り返すことで、行きたい目的地が出てくるのを待つこともできる。前出・Aさんは、実際に再検索を繰り返し、行きたい場所に行くことができたという。
「1日で再検索できる回数には上限があるのですが、私の場合、“北九州近辺に行きたい”という漠然とした目的があって、10回くらい再検索した時に、“岡山”“山口宇部”“北九州”“博多”という4つの候補地が出てきました。4分の3が北九州近辺だったので、これで申し込んだら山口宇部に決定。陸路を交えて、北九州の旅を楽しむことができました」