クレジットカードを持つ枚数はなるべく減らし、ポイントを1枚のカードに集約するのが、お得な使い方の鉄則。そのため日頃メーンで使うカードは、高還元率な方がコスパがいいということになる。
一般的なクレジットカードは、還元率0.5%(200円で1ポイント)なので、1%あれば得(100円で1ポイント)で、それ以上なら超お得とされている。
「ここ最近、この還元率は軒並み引き下げが続いています。かつては最高で2%の還元率を誇ったカードも、昨年、新規発行が停止に。そんな中で、1.5%の還元率をキープしているカードは、最強といえます」
これまでの高還元率カードを見ても、「漢方スタイルクラブカード」1.75%→1.5%、「REX CARD」1.75%→1.5%、「Reder’s Card」1.5%→1.1%、「リクルートカードプラス」2%→新規発行停止、など還元率が変更される例などが出ている。そうした中で最強の高還元率カードを3人のプロが厳選した。
プロ厳選! 高還元率の殿堂入りカード
【ビックカメラSuicaカード】
クレジットカードにビックカメラのポイントカードと電子マネー「Suica」を搭載した1枚3役のカード。加盟店での買い物で、ビックポイントとビューサンクスポイントの2種類のポイントが貯まる。
「還元率は基本1%ですが、SuicaへのクレジットチャージやJR定期券購入で1.5%のビューサンクスポイントが。さらに、Suicaを使ってビックカメラで買い物をするとビックポイント10%が貯まり、合計11.5%に」(岩田さん)。