自己負担分だけ支払う「ペット保険証」の使い方
一般的にペット保険の補償金は、一度動物病院の窓口で治療費を全額支払い、後からペット保険会社に請求して受け取る仕組みとなっている。
しかし、手術や治療の内容によっては一時的でも高額な負担が必要となる場合があり、家計を圧迫してしまうこともある。「請求手続きが面倒」という声も少なくない。
「なかには、『ペット保険証』を発行し、最初から自己負担分だけの支払いで済む保険もあります。ただしこの『ペット保険証』は、加入する保険会社と提携した動物病院でなければ有効でないため、通っている動物病院が対象病院かどうかを確認してから加入すべきです」(前出・平野氏)
愛犬・愛猫の“万が一”に備え、治療費負担で“ペット破産”しないために、ペット保険を賢く選ぶ飼い主でありたい。
※週刊ポスト2017年6月9日号