メリット3:売りから取引もできる
加えて、「買い」だけでなく、「売り」から取引を始められるのも、FXと同じである。
メリット4:取引対象のラインアップが豊富
日本でCFDがスタートしたのは2005年。ひまわり証券が店頭CFDを導入した。当初は、日経平均株価などの主要な株価指数を対象としたものに限られていたが、その後、商品や国内外の個別銘柄を対象としたCFDが登場。
現在は、IG証券のように1万を超えるCFDを提供する証券会社もある。上手に活用すれば、幅広い分散投資ができるだろう。
提供する会社や投資対象によっては最大レバレッジ80倍、必要証拠金1万円以下で取引ができる。
ほとんどのCFDは早朝の一部時間帯を除いたほぼ丸一日、取引が可能。祝日も取引ができるものが多い。
FXや株の信用取引のように、「売り」から取引をスタートすることができる。
取り扱う会社によってラインナップは異なるが、国内の個別銘柄や外国株のCFDもある。
取引例
おもな店頭CFDの取扱い会社
投資対象のラインナップは会社によって大きく異なる。また、取引にかかるコストも会社および投資対象によって変わってくる。
注文ごとに手数料がかかる場合もあれば、手数料は無料でも注文時の売値と買値の差(=スプレッド)で、実質的に手数料をとっている場合もある。また、保有している期間、金利が発生するケースもある。実際に取引をする前に、よく確認しておくことが必要だ。
IG証券
親会社であるIGグループはロンドン証券取引所に上場し、CDFの取扱いでは世界最大級の金融機関。そのため、投資対象は国内最多の1万本を超えている。
サクソバンク証券
デンマークの銀行であるサクソバンクの100%子会社。投資対象は約7000本で、世界の主要な株価指数に加え、個別の外国株が豊富にラインナップされている。
GMOクリック証券
投資対象は137本だが、外国株が充実。米国株に加え、中国株が揃っている点が特長。取引手数料、為替手数料は無料で、スプレッドが実質のコストとなっている。