家計の大きな負担となる教育費。特に大学にかかる費用は桁違いだが、学費“タダ”で大学や専門学校を出る方法も。
防衛大学校や気象大学校などに代表される“大学校”は、学費がタダのうえ、給与まで支給される。志望や学力がマッチすればこうした学校を選ぶのも手だが、最近は選択肢が広がっている。看護系の専門学校では、卒業後に指定病院などで一定期間勤務すると奨学金が免除されるところも多い。さらに、独自の“給付型”奨学金を設ける大学や専門学校、奨学金返済を助成する地方自治体、企業が増えている。
例えば、山形県には県内の高校などの卒業予定者・既卒者で、大学、大学院、高専卒業後6か月以内に県内に居住・就労し、3年間勤務した人には、就労4年目から、国の第一種奨学金の返済を上限124万8000円まで助成する「山形県若者定着奨学金返還支援事業」がある。その他、鳥取県、福井県、新潟県、鹿児島県などでも、地元に戻って働く若者を支援する同様の制度がある。
探せばまだある“学費タダ”。もう、お金がないから大学行けないなんて言えないハズ。子供と一緒に考えて! 独自の奨学金制度を設ける大学が増えている。以下にその一部を紹介する。