現時点でその実現性が高い投資先は、やはり新興市場を中心とした時価総額の小さい小型株(時価総額1000億円以下)で、成長性の高い業種に属していたり、ヒット商品を持っているような銘柄を選択することに尽きるだろう。
特に時価総額300億円以下の「スーパー小型株」であれば、値動きの率が違ってくるので、株価も爆発する期待が高まるというものだ。
実際、直近でもゲーム関連で人気化した銘柄が一気に爆騰する展開が相次いでおり、たとえばenish(東証1部・3667)は4月13日の514円から5月8日には一時1353円の高値をつけ、1か月弱で2倍以上も急騰。アエリア(ジャスダック・3758)は2月1日の1389円から4月25日には6190円と2か月余りで5倍近い爆騰を見せている。
そうした銘柄を出来高が急増した直後の「初動」で買うことができれば、短期間で株価数倍も夢ではない。
もちろん爆騰期待が高い反面、リスクはつきものであり、最低でも4~5銘柄に分散投資をして、トータルで1年で資産倍増を目指すようなスタンスで臨みたい。
※マネーポスト2017年夏号